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ジャイロコンパスの原理は,すでに多くの文献1)～11)に 記載されているので,本 文では簡単に述べるにとどめ, 現在の主な舶用ジャイロコンパスの指北装置の部分(鋭 感部)に 限定し,各 ジャイロコンパK＝（T 2 KΩcosλ）／（4π 2 ）−H T：シューラー周期（84．5分） K：ジャイロコンパスの指北定数 Ω：地球の自転角速度 λ：現在地の緯度 H：ジャイロの角運動量 また、このスピン軸と直交する垂コンパスの指北原理に関する一般的理論ついては、ジャイ ロ・コンパスの構造により大別されるアンシューツ系（2 つコマ）、スペリー系（1つコマ）の両者共通理論として取 り扱えるが、構造原理 航海計器シリーズ2 ジャイロコンパスとオートパイロット 新訂増補 海事 水産 交通 気象の専門書籍出版社の成山堂書店 ジャイロコンパス 指北原理